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詩人:どるとる
歩き続けて かれこれどれくらいだろう
いくつもの出会い それと同じだけの別れを繰り返した
流してきた涙 浮かべてきた笑顔
いつの間にか胸の中には沢山の思い出があふれている
大切な人がいること
それだけで 強くなれる
どんな言葉でも 返せない愛を
どうやら受け取ってしまったみたいだ
つないだ手の伝わる温もりに
包まれながら 疑いようのない幸せに
今日も明日も 感謝しながら生きてく
守っているようで守られているのは
もしかしたら僕のほうかもしれない
君にもらった感謝の気持ちをせめて
¨ありがとう¨という言葉にしたくて
愛する人と二人で 西日差す部屋の中で
積み木みたいに 重ねてく日々もまたいいもんだなあ
日頃の感謝や 普段は言葉にできない気持ちを歌に託して 僕が歌うよ
下手くそなギターと僕の歌声で
紡いでく 音と言葉
伝わるように 君に届くように
少し長いラブレターをしたためる
答えのない ものだから 形にはできないかもしれない
それでも伝えたい言葉がある
恥ずかしさに隠した照れ笑いの片隅に
しのばせてる涙に濡れたありがとう
長い人生を使ってゆっくり伝えていこう
不器用さはわざと隠さずに伝えるよ
¨愛してる¨という言葉に代えて
山あり谷あり 人生は険しい道のりだ
ときに背を向け互いを疑い傷つけあうけれど
いつかわかるよ
二人が出会ったあの日から始まった
小さな奇跡が 紛れもない運命だと
つないだ手の伝わる温もりに
包まれながら 疑いようのない幸せに
今日も明日も 感謝しながら生きてく
守っているようで守られているのは
もしかしたら僕のほうかもしれない
君にもらった感謝の気持ちをせめて
¨ありがとう¨という言葉にしたくて。