詩人:どるとる
公園通りに描かれた景色は
何を語るだろう
読みとくことが出来たなら
ただ 行ったり来たりするだけの毎日
正直宛もない うまくいかないことばかりだ
人は いつも 目の前にある今じゃなくて
理想としてる世界を描いている
もしもの未来では
僕は きっとこんなに惨めじゃないと
ため息の数を 数えてみては
またため息が増えるな
財布の中は空っぽです
見上げた空に流れ星 夜空を横切る
願い事はどうせ叶わないからしないよ
人はいつも ばかみたいに高望みする
できないくせして 理想だけは高いんだ
もしもの未来では
僕は きっと 悩みなんかひとつもないよ
涙を しまう
引き出しの中へ
だけどあふれた
分の昨日の涙が
君を溺れさせる
逃げることはできない
痛みは生きることの主作用だ
人は いつも 目の前にある今じゃなくて
理想としてる世界を描いている
もしもの未来では
僕は きっとこんなに惨めじゃないと。