詩人:どるとる
優先席付近では お年寄りやそんな文句で 譲る気にはならないな正しさが支配する世の中みたいで人の悪意にブレーキかけるのはお金だったりするんだよ汚い大人の手垢でよごれた街に不似合いなきれいな夕日が燃えてる優先席に座るのはいつでも年行かない若者つり革につかまるお年寄り腰を痛そうにしてる若者は下らない話をして譲る気さえないめずらしくもない光景だ慣れてしまった僕がいた。