詩人:Smile
夕方の黒が水色に変わる季節
あの時あたし
本当は泣きたかった
本当は『ありがとう』よりも欲しい言葉があった
満足って言い聞かせたけど
今だってあの時と
ココロは変わってないんだよ
君に分かってもらおうなんて思わないよ
知ってほしかっただけなんて嘘に決まってるじゃない
たくさんの涙と共に歩いて来たんだよ
たくさんの思いを無理やり思い出にしたんだよ
すごく遠い空だけど
同じ空の下に君はいるんでしょう?
あたしの心
たくさんの人の中で
君だけに揺らいで動いて
君だけにしか反応しない
あたしにだって
どーしようもないんだから
ねぇお願いよ
少しでいいから振り向いて
一瞬でいいから笑いかけて
それできっと
生きていける
気がするよ