詩人:清彦
あの遠い坂の向こうの道をまだ
覚えてる
見下ろしたり見上げたりしていた
いくつも
通り抜けたはずの思い
どうかしてたんだ いつだって
まだまだ 終わりまでは長く
たどり着くまではきっと果てない
息を切らしても 孤独に潰れそうでも
空の真ん中まで行けそうな道を
見上げるのさ
なあ
愛がどーした
だから何だと言うのさ
俺はいつだって
自分を見失ったって
おい
夢はいっぱい
見てきたじゃないか
俺はいつだって
目印を見失ったって
歩いて行くのさ
星や月が たとえ
無くなったとしても
見上げれば空の真ん中
続く坂で
2014/05/02 (Fri)