詩人:どるとる
夕暮れの街 誰かとつないだ手
そのぬくもりを覚えてる
寂しさに 焦がれてしまう胸を
強がりで隠した今日
寂しいくせに強がってしまうのはなぜだろう
本当は素直になりたいはずなのに
世界が目を閉じたような暗闇に
明かりがぽつりぽつり灯ったら
誰も見てないのをいいことに
僕は隠してた涙を流すんだよ
いつの間にか 今日も茜色の帰り道
空は照れたように真っ赤
誰かを心から愛し誰かに心から愛された昨日
誰かを思うときに一番最初に思い浮かぶのは
君のあのまぶしい笑顔
君も僕と同じように寂しいときが
あるのかなって考えていた
もしそうなら君の寂しさを
僕が肩代わりできたならいいな
誰かが イメージする夕暮れの色は
どんな色だろう
僕は燃えるようなあかね色
寂しいくせに強がってしまうのはなぜだろう
本当は素直になりたいはずなのに
世界が目を閉じたような暗闇に
明かりがぽつりぽつり灯ったら
誰も見てないのをいいことに
僕は隠してた涙を流すんだよ。