詩人:どるとる
夜明け前の街は 眩い光が 集って
海鳥が 群れをなして
君を待ちわびていたように 出迎える
昨日の涙も 乾いて重ねた 傷跡も いつか誇りになって
懐かしく 語り明かせる日が来るだろう
電車を次々に乗り換えてくように
新しい僕に 生まれ変わりながら
今はひたすら自問自答の毎日
どこまでも 手を伸ばして
いつか この手に したい夢を
今はただ イメージしながら
真っ白な 未来に明日を描いてる
途中まで 下書きしていた
モノクロの 未来を完成まで持ってく
誰かが描いた 未来とは少し違うよ
特別な未来は望んじゃいない
でも 腹がよじれるほど笑ってたい
夜明けの街に放たれた サテライト
暗闇を 根こそぎ さらってった
悲しみなどは もはや跡形もない
いつまでも 駄々をこねるプライドを
おとなしくさせて 歩き出すときには
大人って ところまで 行けるかな
大きな夢と 小さなチャンスを
両手にこぼれるほど抱えながら
幸せだよって 微笑む明日まで走ってく
空高く 掲げた僕らの旗に映る 昨日
なりたいものへの憧れは 日毎に 増してくばかりで 仕方ないなあ
どこまでも 手を伸ばして
いつか この手に したい夢を
今はただ イメージしながら
真っ白な 未来に明日を描いてる
途中まで 下書きしていた
モノクロの 未来を完成まで持ってく
完成した未来を 次の未来を担う
君に手渡すその時まで
この決心は 捨てずに とっておこう。