詩人:どるとる
流れ星の軌道に乗って
第三惑星の彼方へ
物語の あらすじに沿って
イスカンダルを行く
見上げた小さな瞳に
広がる夜空はさながら宝石箱に見えた
ルビー
サファイア
トパーズ
ダイアモンド
輝く星なら
何れでも
手を伸ばして
ふれたい ふれたい
君の住む街に
夜が来たなら
月の満ち欠けで
凄いことになって
絶えず息をする街に
幻が 降り注ぐよ
穴ぼこだらけの論理
定説を無視する
ノストラダムスの嘘つきめ
外れた予言も きらめいて
この世界を 染める
色のひとつになる。
2016/09/29 (Thu)