詩人:安曇
文字だけの返事が着て
どれくらいたったかな
相変わらず
あなたへの想いは膨らむ一方で
逢いたい想いも膨らむ一方で
―ちょっと悔しいな
もし
僕が音ならば
あなたが穏やかになれるように歌うよ
もし
僕が風ならば
あなたが安らぐように寄り添うね
少しでも
僕を思い出してくれたらいいな
一人よがり、膨らむ一方
期待してしまうのが
悔しい
口に出てしまう弱さ
馬鹿だね
猛る想いを抑えつけ
僕は時が過ぎるのを待つ
逢えるときがきたら
僕はあなたに想いを告げるね
恐いけど、告げるから
僕の言葉を精一杯
あなたに