詩人:NZO
声を聞かせておくれ愛に満ち溢れたその声を月が太陽にキスをする身体中に釘を打たれた俺はハイエナ手に触れておくれ行き場所を無くしたこの手に暗闇が光に衝突する上等な背広をこしらえた俺はクジラ決められた空間に居る事しかできない誰もが誰しもが虹の根元の宝を信じてるんだ誰もが誰しもが崖から突き落としておくれ輝かしいあの谷へ鳥が風を慰めるなにもかも知らない俺は何よりも悲惨な人間