詩人:どるとる
まだ夢を見ている 街は眠りの中で
ミルクとコーヒーを混ぜたような空
猫が僕の頬っぺたを舐めて 起こした夜明け前の出来事
突き刺さる陽射しはまぶしいほどに
僕のまぶたに 人懐っこく寄り添って
暗闇を なぎ払ってここに来てよ
とっておきの私を用意して待ってるわ
描いたイメージ 膨らんで破裂した
円周率を読み上げながら 果てた
回る ホロスコープ 覗き込んだら まだ見ぬ未来
喜びの歌よ この退屈な世界を 変えてよ
忘れかけた 気持ちを取り戻したなら
雨の中で饒舌なトークとステップ決めて
いちばん綺麗な私をその瞳に届けよう
不埒な 思いも連れていくの 確信に迫る
答えあわせなんてもう必要ない
唇重ねたらもう引き返せない ラビリンス
突き刺さる陽射しはまぶしいほどに
僕のまぶたに 人懐っこく寄り添って
暗闇を なぎ払ってここに来てよ
とっておきの私を用意して待ってるわ。