詩人:どるとる
繰り返されていく日々を行ったり来たりするだけ同じような昨日と今日を振り子の 軌道を描いてまたスタートラインにたどり着く幸せは 目には見えない でも差し出した手をギュッと握るときぬくもりは 確かにここにある繰り返されていく営みは悲しみと喜びを 等しく用意して僕らを 泣かせたり笑わせたりするそこに 悪意や 善意は存在しない同じアングルから眺めてる風景をとらえたのは 都合のいいものしか見えない瞳だ。