詩人:阿修羅
いっぱい いたい
すべてを放棄
したいのはあたしだけじゃ
ないのかもね
ぜんぶ みえなく
なりたいなんて
弱音吐くとことかも
なかったりして
繋ぎきれなかったなにかが
音をたてて
くずれていくのを
ただみてるしか
出来なかった あの日
からあたしは
変われたのかな
砕け散るような
脆い感情をだいて
泣いても
もう何も 戻らない
いつでも
が廻って
あたしは頭を抱える
いくらかは前を向いて
途切れないように
歩く(ふりをする)
止まらなくなる前に
止めてだなんて
甘えた事ばかり
結局何を得たのか
知らないまま
あたしは
貴方のいない
部屋のすみで
泣きじゃくる夢を
何度も視ます
愛してる、の
うらにある嘘を
いくつか掻き消した
哂わないと
いきていけないから