詩人:快感じゃがー
≪逃げる理由≫
さがして
逃げこんだ
丁度いい
現実に
都合よく
乗っかって
また
被害者面
だって
楽なんだもん
優等生は
疲れたよ
だけど今更
気づいたりしたの
なみだは
しょっぱいと
ゆうこと
こじつけて
虚しさ
押し込めて
好奇の目のなか
抱きしめて
くれさえすれば
君じゃなくても
良かった
なんて
なんで今更
気づいたりしたの
赤々とひかる
空の奥
雲間に隠れた
夕日に
君を重ねて
あのとき
間違えた
選択
どうして
後悔
したりするの
なみだはしょっぱい
かなしいなら
尚更
君の欠片
引き出しに入れた
ままで
気安くは
触れないよ
しょっぱすぎる
なみだが
遅い罪悪感を
溶かしてく