詩人:禪稀
本当の私って
泣き虫 弱虫 卑怯者
だって私は本当を隠すため
嘘の衣をまとってる
助けてくれるヒトの手を払い
一人がいいと強がって
一人になると嘘の衣を剥ぎ取って
泣き虫 弱虫になっちゃうの‥
助けて 助けて
淋しいの‥
周りは敵ばかり
だから誰も信じられない
私はいつも一人なの
いつまもいつまでもー
強がって強がって
衣を一生懸命まとっても
中身は弱い私のままだから
一人でいることが嫌になることもあるんだよ…
誰か‥
嘘の衣の中にある本当の私を捜し当ててくれない?
嘘の衣の中の私の
心のなかにある小さな小さなヒトへの期待