詩人:どるとる
いつもそこにあるのに 気づかないくらいささやかな 幸せに抱かれている町で一番 大きなストアーの そばにポツンと寂しげに あるコンビニなんとなく 雑誌コーナーで適当な 雑誌を立ち読み深夜ともなれば 人もまばらであくびする店員と 窓越しに見る 闇エロ本の袋とじを なんとか 見ようとして覗きこむ 自分のあわれなこと。