詩人:どるとる
人生は 辛いことがどうしたって多いからね
時には すべてを放り出してしまいたくなる わかるよ
だけどそんなときこそ
負けちゃいけない気がする
見上げた空に 星が流れた
願い事を 言う暇もないくらい
忙しい僕らを 風が笑ってる
懐の寒さに ふるえながら
夜が明けるのを待ってる
大丈夫なんて 言葉は宛にはならない
でも 今は 他に思い付かないんだよ
ごめんね ドントウォーリー
転ばぬ先の杖だって そんな ことわざもあったっけ
だけど 道しるべにするには いささか頼りない
ベイビー 地図なんて放り投げてしまえ
そんなもの 役には立たないから
まだ出会ったこともないメロディを
探して ギターをつま弾き枕詞で遊ぶ
アルペジオの はじけるような 波
明日のその先が 知りたくて
走り出す 滑走路なんかいらないのさ
夜空に散らばる星を数えて
途方もない 夢を数えてゆこう
ご心配なく ドントウォーリー
落ちるような リズムに 導かれて
世界の果てから駆けつけてきた
真新しいドキドキ 抱きしめたい
懐の寒さに ふるえながら
夜が明けるのを待ってる
大丈夫なんて 言葉は宛にはならない
でも 今は 他に思い付かないんだよ
ごめんね ドントウォーリー。