詩人:どるとる
ここにいる 人は皆
何かしらの意味を持って
生きるべくして生きている
世界でただ一人のあなた
何の予告もなくただこの世界にある日生まれて
名前を与えられて
まっとうに生きろと 教えられる
いつからか 僕もこの世界のルールを覚えて
誰かを 愛する気持ちを抱いた
訳もわからず 歩いていた
ただ誰かに 認められたくて
否定されることにはそれほど
悲しいとは 感じない
ただ自分が自分の存在を否定するようになったなら
それは他人に 否定されるより
ずっと悲しいことだから
まずは自分が
自分を愛せるように 努力をしなければ
そこにこそ 光はあるんだ。