詩人:どるとる
見えないものばかりだろうこの世界は雨は降るだろう 見えないまぶたの裏に聞こえない音に 耳をすますように見えない光に目をこらすようにそこにあると 仮定して意味なんてもう なくしているタイトルのない物語は 続くフィルムは 退屈な日常を映し続ける残酷な 最後でも 拍手で慰めればそれは 虚ろな 世界に似合いの苦し紛れのハッピーエンド。