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詩人:阿修羅
いきてられるような
価値がみつからなくて
泣いた
何度あがいても
たどりつけないそのさきは
まだあたしの心の中にあって
必死に何かをつたえているはず
である
みないようにして
すれ違おうとしたから
こじれて
しまったんだね
うまく 息ができない
貴方の中に
おとなしく
いればよかった の
はやくなる 鼓動は
急かされる 今日を
すぎてすぎてく
自分を棄てても楽に
なれるはずはなくて
いくらか痛みを伴う
その行為を
涙を流して受けとるだけです
いつか起きなくても良いよ と
言われるその朝まで
あたしは眠り続けたい
みないふりをして
とおりぬけられないから
痛い
の
哂いながらいったとしても
あの言葉には重みがない
から
気が済むまで
あたしを殺して
もうらくに なりたいの