詩人:花
21時 街の灯りが一斉に落ちた浮かび上がった夜空は灰色の雲に覆われていた恥ずかしがり屋の彦星と織姫がレースのカーテンを引いたのかもしれないどうか見つけてね私だけを見ていてね人混みに紛れても似たような髪型でも私を見つけてね私だけを見ていてねモノクロームな世界に色鮮やかなあなたがいるそんな世界に憧れる