詩人:MANA
どれが本当の自分かなんて
わけのわからないことで
悩んでた時期もあって
弱さをみせる
勇気のないわたしは
失うことがこわいと
生きることがこわいと
誰にも言えなかった
本当は全部自分で
善くも悪くも
全部わたし自身だって
どうして気づいたのか
覚えていないけれど
大人になるにつれて
ますます弱さを
汚れていく笑顔で隠して
言わなくていいものを
自分の醜さばかり
口にする愚かさ
それでも
誰かに認められたい
誰かに受け入れられたい
結局は自分勝手で
独り善がりなまま
理解したつもりでも
自分のことですら
この有様なら
あなたのことなんて
何一つ
わからないままなのかも
しれませんね