詩人:どるとる
この世界に未練があるとすればまだ僕が生きていたという証を残していないことだ人はいつ死んだっていいように存在の足跡を残さなきゃだめだ獣の爪跡のように簡単には消えないような証をどうせ 死ぬなら残せるものは残したい たとえば僕のようなクズでも爪跡くらいはと思うから。