詩人:どるとる
街を抱いたように広がる夕暮れ
帰り道を急ぐ人たちの影が 長く伸びる
寂しそうに 丸めた背中にたとえば 光を灯すような
魔法の言葉を僕は 探してる
今日は 笑えなくても 明日 笑えるなら
今日は 仕方ないから泣いてやろう
そんな 強がりで 人は 笑ってまた 前に進む
繰り返される 他愛ない 毎日が
いつの間にか 僕にとって
何より かけがえのない思い出になる
そんな ささやかな喜びを 胸に 生きていくのも いいね
道しるべのない 道に 刻まれたルール
正しさは 曖昧にしてあやふやな形
時々生きる意味を なくしてしまう
ごまかすように 笑った 昨日の 自分をまだ覚えてる
今日 出来なかった事が 明日出来るように 今日の失敗がある
成功とは 失敗への通り道だと 思う
誰を 愛して誰に愛されて 何に悲しみ 何に喜び
君は生きているの?
異なる世界中のアンサー
僕は何の為に生きているんだろう まだ出ない答え
もう テストなんか受けなくていい歳なのにさ
まだ机にかじりついて 悪戦苦闘して
この人生の 命題を解き明かそうって 躍起になってんだ
今日は 笑えなくても 明日 笑えるなら
今日は 仕方ないから泣いてやろう
そんな 強がりで 人は 笑ってまた 前に進む
繰り返される 他愛ない 毎日が
いつの間にか 僕にとって
何より かけがえのない思い出になる
そんな ささやかな喜びを 胸に 生きていくのも いいね
たった一人の 大切な誰かのために
生きれたとしたら
その誰かを幸せに出来たとしたら 素晴らしい。