詩人:どるとる
夜空に並べた星を 撃ち落とすような
イメージで 加速してくスピード
景色を飛ばす 流線状になった 世界
止まらないで このまま 星になろう
きらめくような言葉を鞄につめ込んだら
夜明け前には まだ早い薄暗い町並みは
ロマンチックなんだよ 君にも見せたいな
笑ってくれるかな 三度目の正直で
解けない魔法をかけて 心を射止めてよ
小説にあるような ファンタジーじゃなくても
あるさこの世には 求めるロマンが
物語を急ぐ時間が ページを読み飛ばし
先へ僕を運んでく 気まぐれな風のいたずら
夜の街に 落ちた星を探しに 行く
理由をつけて一緒にいたいだけ
明日に向かって走れ スタートの合図を
心が受け取ったならもう 迷わないで
正しさなんて意味のないものだと 拒むだろう
そうさこの世界では ルールから 外れたところから
本当の 自分を探す旅が始まる
夜明け前には まだ早い薄暗い町並みは
ロマンチックなんだよ 君にも見せたいな
笑ってくれるかな 三度目の正直で
解けない魔法をかけて 心を射止めてよ。