詩人:ジャガー
明らかにスピード違反のタクシーが
ベンチの向こう横切った
人気の薄い帰り路を
なんとなく寄り道したんだ
たまに通る人達は
それぞれの愛を持って
別々の事を思って
同じ道を渡ってく
喉が渇いていて
安いドリンクを口に運ぶ
また明日も仕事だ
なんか足りないな
今君がずっと憧れる人
それを諦めないで欲しい
今僕がそっと憧れる物
今は話さないでいいや
十字路別れ道、別々の道
違う目的へ運ぶ分岐点
全く違う道に出てしまって
しばらく考えた
これ以上寄り道できないや
少しだけ時間かかるけど
あそこまで引き返そう
今僕がずっと後悔してる事
それを忘れないように
今ならきっと許し合える
そんな気がする
今君がずっと憧れる人
それを諦めないで欲しい
今僕がそっと憧れる物
今は話さないでいいや