詩人:番人
例えば
何かを決断するとか
想いを伝えなきゃいけないとか
また
それを一心不乱に持ち続けているとか
なら一体何どうするのか
理屈はあまりに広大過ぎて決定打になりそうになく
たった一つしかない
自分の心に聞く方がまだ信用出来る
それでもその肝心の心が閉ざされていて見えない時がある
そして立ち止まる
何故そこまでに迷うのか
出来るだけ「良い」方に行きたいたいから
出来るだけ「良い」結果が欲しいから
馬鹿らしいけど
確かにそうなんだ
僕は「良い」結果を求めてる
誰にとって
何にとって
どういうふうに
なのか
考えずに
ただ「良い」結果だけを
欲してる
絵に描いた夢は
夢ではない
それさえも理解出来ず
永遠にさ迷う
それだけは
断じて避けたい