詩人:秋庭 朔
激しい風雨にも歯を食いしばり保ち堪えるのは惜しみ無く散るための約束事なのかも知れない厳しい寒さはより美しく咲くための必要な条件なのかも知れない目の前に立ちはだかる壁にはすべて意味があるのかも知れない咲く前から散るのを恐れる花ならあんなにも人を惹き付ける事はないだろう