詩人:放射能]
遠い道の果てに
君がいた
ぼくは走りました
君に追いつこうと
そして
いっぱいにふくらんだ
この気持ちを
伝えようとして
そして
君のいた場所に
着いたとき
あぁ忘れもしない
忘れるものか
そのとき
君は
そこにいなかったんだ
夢の中で
あった事でも忘れない
ずっと
こうしていられて
うたっていけたら
おだやかな寝顔を
君に見せてあげたい
君は隣に
安心して眠ってる
でも
不安でしょうがないよ
君の事が
わからなくなって
それでも
わかっているつもりで
とつぜん
別れてしまうんじゃ
ないかなんて
そんな事になったら
生きていても
意味がない
争いなんて
とてもじゃないけど
したくないよ
ぼくは君を横で見て
いられればそれでいい
もうすぐ
起きる頃だろう
さぁ
愛におぼれる瞬間だぜ