詩人:山鳩
忘れてしまいたいのは君の嘘やさしく哀しい君の嘘てのひらにそっと置かれた君の嘘忘れてしまいたいのは君の嘘わざとらしい君の言葉はこぼれる涙を隠すため軽い嘘ならそれでいい重たい嘘なら倖せのため思い出すのがいやになったなら六月生まれの君に贈ったあのパールのピアスは荒れた海に捨ててくれ