詩人:まとりょ〜鹿
車に押し跳ねられたような
強い衝撃を心と頭にくらって
痛いと言うより、ショックが大きい。
その車に乗り込んでた奴らは無傷。
痛いとか、ショックとかあんま感じなかったんだ
それ見てた奴らは口を揃えて
不運だとか不注意なお前が悪いだとか…。
もう忘れたいのに
どんどんタンコブみたいに盛り上がってく。
ジワジワと痛みは膨張したんだ。
タンコブひいて忘れた頃に
また誰かがソコを押しに来たんだ。
綺麗だった心や頭は赤黒いアザとなって残ってしまった。
あのね
そんなに器用に出来てないのよ
私の心も
君達の心も