詩人:ヒギシ
真っ昼間から寝転がって窓を開けて侵入する冷気を感じた寒いワケじゃなくひんやりと染み渡る快感下から子供の騒ぎ声上には変わらぬ白い空亀の水槽から何やらカチャカチャ聞こえるよ一番近くで聞こえるのは頭の下に敷いた腕からの血の巡る音こんなに怠けてても人間てのは必死に生きてるみたいだねぇドクドクとなんだか気持ち悪いな