詩人:ちこ
いま 唄を書こうと思った
私の心に咲いたこの花の色を
少しでも多くの人に伝えたいと
いま 唄を書こうと思った
言葉が胸の中に溢れている
私の言葉は誰のためにあるのか
言葉はなんのためにあるのか
いま わかった
人を支えるため 人を励ますため 人として生きるため
“生きたい”私は言葉をもって生きたい
だから
いま 唄を書く
人生は儚い
だからこそ
自分の言葉をもって生きていきたい
私の言葉で人を支えたい
国を越え 宗教を越え 言葉を越え
ただ今をともに生きるすべての人を
救いたい 助けたい
簡単なことではない
だけど いまの想いを伝えないまま
なにも言わないままでは
変わるものも変わらないのだから
可能性がたとえ0であっても
私は想いを伝えたい
すべての人が 幸せに
すべての人間が お互いを大切に
すべての人間が戦いをやめ
すべての人に 笑顔を
一歩踏み出す勇気が無ければ
前には進めない
後ろ振り返る勇気がなければ
新しい一歩は生まれない
道を外れる勇気が無ければ
外を知ることはできない
私の言葉は まず自分に
“強くなれ”と
私の言葉は そして人に
“生きろ”と
私の言葉は 人の心に
“あなたにささやかな幸せを”と
そして 最後に私に
“いま 一歩を踏み出せ”と