詩人:Ray
死んでもいいって思った
『絶望』なんかじゃなぃよね。
ただあたしは
生きてて何のメリットがあるんだろぅって
考えちゃって
全部が嫌でダルくて
してる事もほんとに
最悪な事ばっかで
どうしようもなくて
自分に関わる人全てに
申し訳ないなって思った。
それなのに
あたしの周りにいる人達は
みんながみんな
本当に 優しくて純粋で
あたしが持つ『悪』のかけら
一つも持ってなくて
いつでも
あたしに声をかけてくれて
優しくしてくれて
心配してくれて
見守ってくれて
どぅしてそんなに
優しいのってくらぃで
涙も出ないあたしは
本当に死んでもいいって思った。
『ありがとう』の気持ちが
よりいっそぅ
自分の存在価値を
かき消していくようで
『ごめんね』の気持ちだけが
あたしの死んだ心の中で
膨らんでいくばかりだった。