詩人:如月。
まだ若い二人
防波堤の上で
少し感じよさ気に
いちゃついていた
とても若い二人が
その後、結婚することは無いと
言っていた人がいたけど
そんな人たちも居て
子を持ち 親となる
その子供が言う
うちのパパとママ
同級生だったんだ
その頃から付き合っていて
そして二十歳過ぎたばかりの頃
結婚し 彼女が生まれた
今でも いつでも
とても仲が良い夫婦で
恋人同士のようだと
この話を聴いた時
愛の才能が在る
親なのかと感じたけど
彼女が生まれて
仲良い姿を我が子に見せて
それは愛情から更に育まれた
姿だったのかも
年老いたペットが元気がない
柔らかく抱っこしたり
撫でると
愛情のシナプス
繋がって
元気になったり
記憶のなか生きて行く
愛情のシナプスを
時折 想い出して
いつも 傍に