詩人:山崎 登重雄
結構しっかり者で、意外とたくましかったりして、驚かされる。夏は生まれた季節だから、屈託なく、大きな口をあけてよく笑う、よく笑う。また少し、背が伸びたんだね。大人になってゆくんだな。君の真っ直ぐな背筋を眺めては、僕が手折る訳にはいかないと、思うよ。今年の夏も鮮やかに咲き誇り、想い出をたくさん実らせるんだね。僕は、その一粒。君の実りの一粒でいい。君のシーズン。僕の向日葵。