詩人:青央紗
砕かれた光の風景
砕け散った中から君を探し回る
声は美しい蒸気
ようやく君が見つかった
朦朧とした私の目の前
時が裂ける
溺愛は続か無い
いずれ愛すら無くなり
溺れるのみに変わるんだ
呼ぶけど返事が無い
そこにいるのに
これだけ私が呼んでも
返事が無い…
そのうち幻想曲に打ちのめされ、暖かなどこかの家庭の庭のブランコで
地球がひっくり返るのをひたすら見てる
響き渡る確執の病み
私達を見守る空はいつだって奉還者
こんなにそばに近くにいるはずなのに
何だって君はそんなに遠いんだろう
愛はどんな深い傷口より深い