詩人:凪都
この街はアスファルトの海とセメントの森に囲まれていてただコンクリートの大地脱け殻のように遠い目のまま生きることだけは容易い街本当の君の脱け殻は君の白い骨は君の黒い髪はこの街は君の肉体が還りたい故郷へは行く事が出来ない街で肥やしにもなれない街