詩人:蒼ノ天使
君の弱さで
僕は光になれる
君の強さが
僕の自信になる
歩きだそう
昨日の思い出が
星になる前に
夜が明ける前に
何を祈ろうか
君と二人きりで
帰るつもりなんて
ないくせに
君はうたた寝
僕のとなりで
冬空の真下
アスファルトの上
今日も流れる
風の音色
白い雲が奏でる
たくさんの祈り
青い空が眺める
たくさんの実り
ただ愛し合おう
そして
抱き締めよう
そう
君の弱さが
僕を強くするんだ…
走りだそう
夜が明ける
その前に
何を願おうか
君の寝顔
静かに眺めながら
“愛してる”
その音が
僕を強くするんだ
明日もまた
君との軌跡が
歩めれば
それでいい
それだけでいい…