詩人:ちこ
また今年もこの季節がやってきた
廻り廻って私のもとへ
あなたの温もり思い出す
その温もり恋しく思うこの季節
風が冷たい
一人膝を抱え夜空の星みつめ
一人肩を抱き目を閉じた
流れ星に想いを馳せ 一人願う夜空には
絶え間なく輝きつづける遠い光
明日もひとり頑張ろうと
見上げた空が あまりにも大きくて
見つめた星が あまりにも遠くて
自分の小ささを思い出してしまった
自分の弱さを思い出してしまった
なぜ人は弱さをもったんだろう
それが無ければ 夜空をただ美しいと思えるのに
なぜ人は小さいんだろう
そうでなければ 星をただ綺麗だと思えるのに
なぜ私は弱く小さい人間なんだろう
そうでなければ
あなたの温もり求めることはないのに