詩人:カナリア
ウタビト休めるは孤高の背中旅先決めるは昨夜の風向き泣いたらええ泣いたらええよ濁酒に括り付けられし油紙浸す紫焼けた匂い泣かんでええ泣かんでええよ煤けた掌撫で回されし赤子の餅頬乳母は眠りひめゆりは歩く頑張んでええ頑張んでええからなぁウタビトさんよここに休まり?葉っぱ一枚焦がしていけぇな?