詩人:雪 刀寿
うれしさの かくし方、覚えたね少ぅし ためたら 倍に ふくらむはしゃぎっぷり くすぐったくなり、朝から昼へ ほっぺも楽しんで行くので、つむじが、ぱちぱち はずんで、そこらを めぐるさびしさの ぶつけ方、分かったねちゃんと泣いたら、やがて 涙も乾くなでつける胸 はじがゆい ばかりで、秋から冬へ 頬ほくほく さびしみたくないから、身体の中は、ふつふつ燃えてゆく