詩人:さみだれ
悲しみをいくつ乗り越えたら
君の瞳を思い出せるのだろう
ただの涙がこんなに愛しくなるなんてさ
あんなに呟いた 君の名前を
どこに書き残してきたんだろう
声が出せないとき
背中を押してくれる
君の言葉が 夜に落ちてしみる
目を覚ませば聞こえなくなったんだよ
なぜ僕はここにいて
君はココにいないのだろう
なぜ僕は悲しみを握ってるんだろう
こんなに拙い言葉を書いてさ
それでも君が同じ言葉を
呟いてくれたんだ 僕はココにいる
嬉しいことがいくつもあったんだよ
君の瞳にも映ってるかな
ただの涙がこんなに愛しくて
その一滴をここに置いていくよ