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詩人:旅人モドキ(左利き)
話せばわかり合える とは限らない
それでも命のつながりを 大切にしたい
人が生みだした物に 完全なんて期待できない
新しい概念を否定する頭は
いずれ時流から 取り残されるのだろうか
それでも伝えたい言葉がある
最初は押しつけ だったかも知れない
だけど六十年も手を加えず 世代を越えて理解の輪を築いた
得がたい歴史は胸を張れるはず
抑圧者を拝みあがめる祈りなど きっと届かない
友を信頼する心情こそが宝
すばらしい現実が 涙と感動を呼ぶのだから
仲間を助ける熱い闘志は 歓声のために活かしてほしい
悲鳴に潔く さよならを告げよう いまだ希望の途