詩人:あき
吐く息白く家に向かい歩く者多く別れを惜しむ者多く今夜も寒空つづく夕暮れの中夜になる瞬間を待ちモクモクゆっくりいつもの帰り道ふと思い一度きりの顔をサガシタ待ちぼうけした最終電車ドキドキはせずただ次の日そのまた次の日見れなくなるのがただ怖かったんだここでのことは二人しかわからない二度と見ることない一度きりの顔サガシタ待ちぼうけした最終電車ただ次の日離れるのがただ怖かったんだいつもの帰り道今夜も寒空つづく