詩人:風端
だからただ、安心して逃げる為の場所はありますから(唯一逃げる理由はありません)だからただ、だんだんと、遠巻きに雪化粧は落としていきましょう(折角なので春へ逃げましょう)だからただ、静かに、空と、宇宙へ願いを込めて祈ります(肝心の星は見えません)たからただ、キラキラと舞い降りる、綺麗な羽根を受け止める為に腕を伸ばしましょう(抱きしめれば)晴れて愛ある君の抱擁ずいぶん前から想像していたように優しい結末でした