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[64565] 澄んだ空の下で思うこと

詩人:

冬の澄んだ空
見上げれば満天の星

雪が降った夜は
特別にキレイで

そんな空の下にいる僕は
なんだか自分が

こんな所にいるのは
場違いな気がしてしまう


『キレイな世界に
僕は住んではいけなぃ…』

そんな気持ちになってしまう…

キレイな物は
自分を惨めにさせるから


僕はキレイな物は見られない…

自分を写す鏡など
全部割ってしまいたい

僕がキレイになれるには
いつになるまで待てばいいんだ?

キレイな夜空を見上げて思うのは

どうしてこんなことなのか?

キレイな物を見るときだけは

汚い心は
捨てていたいのに…

だから

澄んだ空は少しキライ

僕の汚れが

目立ってしまうから…

2006/01/28 (Sat)
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