詩人:路
冷たい風が吹き始め葉が色付き少しずつ落ちゆく季節になりました去年より少しばかり背が伸びた木々はやがて暖かな風と共に大きく手を広げるように葉をつけるのでしょう僕も一つ歳を重ねました木々の様に大きく手を広げ根を張って生きていきたい空っ風に吹かれても落とす葉が無くなってもまた青々と輝く時が来るんだからその時まで耐え忍ぶ日々が続いても青き日を待ち続け歩き続けたい