詩人:柚
夜空に輝く幾千の星
静かに流れゆく
あの一つに僕はなれたのかな
誰かは僕のための流れ星
だから僕は誰かのための流れ星
どうか一瞬を見つめて
願いを託してほしい
幼い頃夢中で探した一瞬の奇跡は
なにもないような暗闇の中で
一筋の道を作った
でもそれはなにもなかったらできなくて
何かがあったからこそ
僕の前に現れてくれたのさ
あの頃は無邪気に
願いを託すだけだったけれど
今はひたすらに憧れる
人の為に輝き流れた星に
一筋の道をつくったあの瞬間を
僕も誰かの為に
作ってあげたいと思ったんだ
2009/02/17 (Tue)