詩人:そら
「雨の日って好きだな」昔付き合ってた女の子が言ってた台詞でも言ってた子の顔も名前も思い出せない残ってるのはこんな他愛ない言葉だけ我ながらもう少し記憶に残す言葉を選べないものかとちょっと苦笑いする忘れること残すことそんなことさえぼくは選べないらしい意外に不器用なのかそれとも知らずに記憶の中の荷物整理をしているのかなんにせよせっかく残ったものなら雨の日にはこれからも思い出してやるか